皆さんこんにちは。
Cloud Practitioner(CLF-C02)は、AWS認定試験の中で一番基礎的な内容の試験です。
Cloud Practitionerに合格するために、試験の対策方法について紹介します。
1.Cloud Practitionerとは
1‐1.対象者
AWS Cloud Practitionerは、AWSの基礎を理解できているかを問われる基礎的な試験となります。
AWS試験概要によると、「AWSクラウドの経験が6か月程度ある人」となっていますが、実務経験が無くても受験が可能です。
AWSの利用やクラウドの基本的な知識を学びたい人や、これから仕事の幅を広げていきたい人まで、どんな人でも挑戦できる試験となります。
- 参考:AWS Certified Cloud Practitioner(AWS公式ページ)
- 参考:試験概要
1‐2.難易度
AWS Cloud Practitionerは、AWS認定試験の中でも初級の位置づけにある試験です。
クラウドコンピューティングの基本的な概念とAWS主要サービスの基礎を問われる試験となりますので、難易度は比較的低めとなります。
ITの初歩的な知識と、各種AWSサービスのユースケースといった基本を習得することで、割と容易に合格までたどり着くことができるでしょう。
受験に際して、実務経験の有無は求められないレベルとなりますので、IT・クラウドの初級者にはぴったりの試験です。
以下は、私がCloud Practitionerを受験した体験記です。
IT未経験・非エンジニアの方が勉強する参考になるかと思うのでぜひご覧ください!
2.Cloud Practitionerの対策
試験対策としてどんなことをしたらいいのか、私の実体験も元に一例をご紹介します。
2‐1.試験概要の確認と目標値を知る
まずは、AWS Cloud Practitioner試験の概要をしっかりと確認しましょう。
概要は以下4つの分野に関する問題が出題されます。
- クラウドのコンセプト (24%)
- セキュリティとコンプライアンス (30%)
- クラウドテクノロジーとサービス (34%)
- 請求、料金、およびサポート (12%)
選択式の試験で、問題数は65問。
合格スコアは700点です。
問題ごとのスコアは非公開となっていますが、全体の70~80%程度の正答が必要になります。
ちなみに、私はこの試験概要を確認するステップをすっ飛ばして試験を受けてしまい、当日に「見たことないサービスがある!」と焦ってしましました。
最初にしっかりと範囲を確認しましょう。
・参考:試験概要
2‐2.AWS公式講座を活用する
AWSは認定試験のための公式学習リソースを提供しています。
アカウントを作成すれば、誰でも無料で受講が可能です。
Skill Builderでは、600以上の無料コースがあります。
Cloud Practitioner試験の範囲を網羅しており、ビデオ形式でしっかり学ぶことができます。
Cloud Practitioner試験対策に役立つ講座の一部は下記のとおりです。
- Cloud Practitioner試験範囲についての知識を得られる講座
「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」
- ゲーム感覚でAWSサービスを実践的に学べるコース
「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版」
2‐3.AWS関連の対策本や講座を受ける
公式講座に加えて、AWS関連の教材も取り入れるとより効果的です。
- 関連書籍で知識を深める
AWS公式講座に加えて、書籍を読んで知識を補完することで理解を深めることができます。
下記は、実際に使用した参考書です。
- オンラインコース
試験範囲を網羅した解説講座や、模擬試験講座などがあります。
Udemyでは、試験範囲サービスのハンズオンや下記の模擬試験集など、試験に役立つオンラインコースが多数あります。
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)2‐4.模擬試験を受ける
AWS Skill Builderでは無料の模擬試験を受けることができます。
また、Udemyでも模擬試験集の購入が可能なので、本番前に取り組んでおくことをおすすめします。
復習として模擬試験を解いて、苦手な分野を特定して集中的に勉強を進めます。
また、本番に近い状況で模擬試験を受けることで、試験の感覚をつかんでおきましょう。
2‐5.試験直前の準備
AWS認定試験は、テストセンター受験と自宅などで受けれるオンライン受験があります。
テストセンター受験では、当日の遅刻や忘れ物が無いように事前に受験ガイドラインを読んでおきましょう。
オンライン受験は、試験監督付きで行います。
当日はインターネット接続や受験環境を整える必要があるので、こちらも事前にガイドラインを確認しておくことをおすすめします。
- 参考:AWS認定 スケジュールを立てる
- 参考:ピアソンVUE
以下は、テストセンター受験をした際の当日レポートです。
持ち物や実際の流れなどを紹介していますので、参考にしてみてください。
3.おわりに
AWS Cloud Practitioner認定試験は、クラウドコンピューティングの基礎的な知識を証明するための重要な証明です。
試験対策をしっかりと行うことで、未経験者でも一発合格が可能です。
試験に合格して、AWSクラウドのさらなる知識向上に向けてスタートしましょう!
では、また!
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