皆さんこんにちは。
ニュージーランドと言えば、どんなことを想像しますか?
「自然が豊か」「羊が多い」など、思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
ニュージーランド北島のやや下部分にあるパーマストンノースは、まさに皆さんが想像する通りのニュージーランドの姿をしており、生活に便利なお店もそろったコンパクトな街です。
たくさんの高校や大学があり、学生の街としても有名です。
留学生も多く、教育サポートもばっちりなので、治安のよい地域で思いっきり勉強したい人にはぴったりだと思います!
周りにはたくさんの自然や観光スポットもあり、勉強しながら観光したい人にもおすすめですよ。
今回は、実際に1か月半の短期留学を経験した私の体験をお話しします。
これから留学を考えていて、どの地域に行こうか迷っている方はぜひ参考にしてください!
1.パーマストンノースってどんなところ?
ニュージーランドの北島にある都市です。ニュージーランドの玄関口オークランドに次ぐ大きさの地域、マナワツ地方の中心都市です。
1‐1.パーマストンノースの概要
パーマストンノースは人口約90,000人で、ショッピングセンターやカフェ、学校が徒歩や自転車圏内にある生活に便利なコンパクトな街です。
学生の街として知られており、高い水準の授業を受けることができます。
教育面の制度が整っていて、移民や留学生の受け入れが良く行われていることから、現地の人は外国人に寛容です。
勉強に力を入れたい学生には、サポートも充実しているため大変おすすめの地域です。
また、羊や牛のいる牧草地、海、山といった自然が近く、ニュージーランドらしい地域となっています。
1‐2.アクセス方法
日本からパーマストンノースへの直行便はありません。一番シンプルなのは、オークランド経由です。
成田空港からオークランド国際空港までは約10時間半ほどで到着します。
羽田空港からオークランドへの直行便は運航していないので、シドニーや香港を経由して行くことになります。
オークランド国際空港からパーマストンノース空港へは、ニュージーランド航空が直行便を運航しています。
オークランドからは約1時間半で到着します。
空港から街までは、車で分ほどでアクセスできます。
2.パーマストンノースでの留学体験談
では、ここから実際に体験したことをお話しします!
2‐1.マッセイ大学
マッセイ大学とは、ニュージーランド最大の生徒数を有する国立大学で、パーマストンノースの他に、ウェリントンとオークランドにもキャンパスがあります。
私の留学当時は、クラスにサウジアラビア・中国・インドの人たちがいました。
留学生のための英語クラスに参加していて、日本人も数名来ており、同じクラスで勉強していました。
1クラス10~15人程度で、座学は少なく、ほとんどが参加型の授業でした。
発言することや、プレゼンテーションが多かったので、準備や復習が大変だと思いましたが、後々考えてみるとクラスメイトと馴染んだり、英語を話す抵抗が早めに無くなったと感じました。
キャンパス内は広く、カフェテリアやスポーツセンター、図書館などの施設があります。休憩時間には外の芝生広場でスナックを食べて過ごすことが多かったです。
2‐2.パーマストンノースでの生活
短期留学の時期は2月~3月上旬でした。
暖かい日が多く、半袖、カーディガン、パーカーといった服装で過ごしていました。日差しが強い日もあるので、帽子やサングラス、日焼け防止の長袖は持っていくといいと思います。
今回は、ホームステイ制度を活用して短期留学に行ってきました。
ホームステイ先から大学まではバスで通学していました。徒歩で大学まで通っていた留学生の子もいました。
街までは基本バス移動でしたが、自転車がある家は自転車でも街まで出ることができます。
大学では、10時にスナックを食べる長めの休憩時間がありました。
朝、家からスナックを用意します。構内の芝生広場で、ピクニック気分でスナックを食べるという素敵な毎日を過ごしていました。
ニュージーランドはコーヒー文化とアイス大国として有名ですよね。
ホームステイ先でも、食後にコーヒーを飲んだり、デザートにアイスが頻繁に出てきました。有名なホーキーポーキーアイスとバニラアイスが常備してあったので毎日のように食べていました。(案の定太って帰国…)
休日は、パーマストンノースの街や公園を散策したり、ツアーに参加して周辺の観光地を巡りました。
他にも、ホストファミリーの親戚や友達のお誕生日会に参加させてもらったり、庭でBBQパーティーを開催するなど、そのホストファミリーとしか経験できないようなイベントにもたくさん参加させてもらいましたよ。
2‐3.パーマストンノースの様子
パーマストンノースの中心街には、ショッピングセンター、スーパーマーケット、博物館、たくさんのカフェがあります。
街の中心には時計台があり、その周りには芝生広場が広がっていてくつろぐには最適の場所となっています。
ニュージーランドはコーヒー文化としても知られていますが、パーマストンノースにもその文化が感じられるほどたくさんのカフェが存在していました。
短期間で全部回ってやるぞという気持ちで行ってしまうと確実に太るのでご注意くださいね。
街にあるショッピングセンターには、生活必需品はもちろん、チェーン店のあるフードコートもありました。マクドナルドやサブウェイ、スターバックスなどもあります。
日本食も売っているので日本が恋しくなっても安心ですね。
街を離れて住宅街に入ると、とても閑静な雰囲気になります。
私が滞在した家の隣には牧草地が広がっていて、羊や牛といった動物たちが放牧されていました。
ニュージーランドらしい、緑と動物がいっぱいの地域でした!
2‐4.パーマストンノースから休日に行ける観光スポット
ニュージーランド北島には、自然豊かな観光スポットがたくさんあります。
もし、滞在中に時間があるのならぜひ様々な場所に訪れるのがおすすめです。
私が行って良かったと思った、パーマストンノース滞在中に行ける観光スポットを紹介します。
①ウェリントン
ニュージーランドの首都ウェリントン。
パーマストンノースからは車で南に約2時間ほどで行ける距離にあります。
緑が豊かな丘と、散策にはぴったりの港町がおしゃれな街です。
博物館や美術館、アート作品など芸術の面でも活気があります。
ニュージーランド国立博物館では、自然史や、先住民の文化などを学ぶことができます。ニュージーランドを深く知りたい方にとてもおすすめですよ。
②ネーピア
パーマストンノースから車で約2時間半の距離にあるのが、歴史ある建物が残るネーピアです。
1930年代のカラフルなアールデコ様式の港町として有名です。
クラシックカーパレードや古典的飛行機が飛ぶエアロデコといった祭りも開催されており、街中が当時の衣装で着飾った人やジャズ音楽で溢れるようになります。
また、ワイナリー産業が盛んで、様々なワインを楽しむことのできるワイナリー巡りもあります。
③トンガリロ国立公園
トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフの3つの火山を中心とした絶景が望めるのが、トンガリロ国立公園です。
先住民マオリ族の聖地であり、その文化的な重要性と自然の美しさから世界遺産に登録されています。
また、映画『ロードオブザリング』のロケ地としても有名となっています。
時間と体力がある方は、ハイキングやトレッキングがおすすめです。
溶岩や高山植物など、自然が作り出した素晴らしい景色が見られるはずです。
まだまだ、紹介しきれないほどニュージーランドには魅力的な観光スポットがたくさんあります!
皆さんもいろいろ調べてみてくださいね。
3.おわりに
パーマストンノースは、しっかりとしたサポートを受けながら、勉強も自然も観光も全部楽しみたい!という人にはぴったりの留学先です。
現地の人たちは、留学生や外国人に優しくフレンドリーで、世界高水準の学校で質の良い授業が受けられます。
街はコンパクトで、車が無くても比較的自由に街中を散策できます。
パーマストンノースの周りには、観光スポットが多くあるので、休日やまとまった休みにはツアーに参加しながら北島をまわることもできます。
短期だけではなく、長期滞在にももってこいの留学先です。
留学を考えているみなさんの、少しでも参考になっていればうれしいです。
\留学前に英語力を身に着けておくのがおすすめ!/
では、また!
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