皆さんこんにちは。
留学先やホストファミリーが決まり、出発までワクワクとした気持ちがある一方で、「向こうでもやっていけるかな」「ホストファミリーとちゃんと仲良くなれるかな」と不安な面もあると思います。
そんな不安を少しでも解消してくれるのが『お土産』です!
日本の珍しいものや、一緒に楽しめるものをお土産に持っていけば、話のきっかけになったりお互いをよく知るための材料になります。
今回は、実際に私が留学に行った際にお土産を選んだポイントと喜ばれたお土産を紹介します。
1.お土産選びのポイント3つ
お土産を選ぶ際に注意するべき点がいくつかあります。
- 値段
- 食べ物の制限
- 持ち込みの可否
1‐1.高価すぎるものは避ける
高価なものはホストファミリーから遠慮されてしまうことがあります。
「これからお世話になります」という気持ちを伝えるためのものとして、3,000円程度に収めておくと良いと思います。
100円均一やスーパーのお菓子などでも、喜んでくれるお土産になります。
1‐2.宗教や食べ物の制限がないかリサーチしておく
国によって宗教や文化は異なります。
ホストファミリーの宗教や文化から好みをある程度予測し、お土産を選ぶことは重要です。
特に食品をお土産に持っていく場合は注意が必要となります。
例えば、宗教によって食べられないものがあります。他にも、食物アレルギーがあったり、ベジタリアンやヴィーガンといったお肉を食べない人の可能性もあります。
事前にそういった情報を教えてもらうか、分からない場合はどんな人でも食べられるものを持っていくと良いでしょう。
1‐3.持ち込めるものかどうか
国によって持ち込めないものがあります。
留学先として人気のある、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどは自然が豊かな分、自国の環境や農畜産業を崩さないよう検疫がしっかり行われる傾向にあります。
例えば、ニュージーランドでは、卵や肉類、ナッツ類、果物、植物製品(竹や木、ドライフラワー)、土やキャンプ用品などは検査が必要だったり、持ち込み禁止のものがあります。
インスタント麺も中身に肉が入っていると持ち込めない場合があるので、滞在する国に持ち込めるものかどうかは事前にチェックしておきましょう。
2.留学先で喜ばれるお土産【雑貨】
まずは日本の雑貨品で、実際に反応が良かったものを紹介します。
- 一緒に楽しめるもの
- 日本の文化を伝えられるもの
今回は、この2点の観点からおすすめのお土産を見ていきましょう。
2‐1.一緒に楽しめるお土産
①折り紙
定番中の定番のお土産ですが、とても喜ばれました。
日本の伝統文化であり、今では和柄やキャラクター柄など、バリエーションも様々です。
プレゼントするだけではなく、折り方を教えてあげたりすることで仲良くなるきっかけを作ることができます。
他にもお菓子を出す時に、折り紙にのせたり包んだりしたら「おしゃれ!」と、とても興味を持ってもらえましたよ。
②おもしろ消しゴム
100円均一にも売っている、動物や食べ物の形をした消しゴムです。
完成度の高い消しゴムに驚くのと同時に、かわいいと評判で棚に置物として飾ってくれたりしました。
子供のいる家庭では、おままごとで使いましたよ。
おもしろ消しゴムは分解することもできますよね。
寿司やお弁当の消しゴムは食材ごとに分解して説明するなど、みんなでわいわい楽しむことのできるお土産の一つです。
③おもしろフェイスパック
大仏や江戸アート、歌舞伎や人気キャラクター柄といった様々なフェイスパックがありますよね。
ホストファミリーのみんなでパックをすると盛り上がります。
ホストファーザーやホストブラザーは喜んでくれるか不安でしたが、みんなノリノリでつけて写真大会になりました。
日本で人気のあるキャラクターや、日本文化を感じられる柄のものを選べば会話のきっかけにもなり、同時にお肌もケアできる素晴らしいお土産の一つです。
2‐2.日本文化を感じられるお土産
①文房具
筆ペンやキャラクターもののペンは、日本の文化を伝えられるお土産です。
安価なボールペンでも、外国のものより書きやすいものが多く喜んでくれます。
また、日本ではお店にずらっといろんな種類のペンが並んでいるのが当たり前ですが、外国では日本ほど種類がありません。
外国ではクリスマスカードやバースデーカードを書く習慣があるので、デコレーションにぴったりなボールペンをお土産にするのも良いアイデアです。
他にも、富士山柄や漢字の入ったカードや封筒なども喜んでくれましたよ。
②和柄のポーチや巾着
日本の綺麗なデザインの小物はとてもよく喜んでくれました。
スタイリッシュなデザインの和柄小物もあり、ビジネスシーンでも使えるようなものもあります。
ホストファミリーの家族構成によって買っていくアイテムを変えて、それぞれにプレゼントするのもおすすめです。
空港でもよく販売されてるので出発前に調達しても良いですね。
③アニメグッズ
「日本=アニメ」と言っても過言ではないほど、日本のアニメや漫画は海外でも人気です。
アニメキャラクターのタオルや文具といった、日常でも使える小物は知名度も使い勝手も良くおすすめです。
アニメグッズからホストファミリーとの会話が弾むこともあるので、自分が好きなアニメや流行っているアニメの小物などをお土産の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
3.留学先で喜ばれるお土産【食べ物】
次に、お土産として最適な食べ物について紹介します。
- 食料品
- お菓子
今回は、この2点に分けてお話しします
3‐1.食料品
①出汁パック
日本ではお馴染みの出汁パック。
ホームステイ先で出汁パックを使った味噌汁や卵焼きなどを振る舞うと大変喜ばれました。
味噌や醤油といったポピュラーな日本食の調味料は外国でも比較的簡単に手に入りますが、出汁パックは売っているお店を見つけることができませんでした。
珍しく、使い勝手の良い調味料は喜ばれる可能性が高いでしょう。
お吸い物や味噌汁は外国の方でも比較的簡単に作れると思うので、使い方を教えてあげれば日本の味を再現して楽しんでもらうことができます。
②インスタントラーメン
ラーメンは外国でも人気の高い日本食の一つです。
そんなラーメンを手軽に作れちゃうインスタントラーメンは、ホストファミリーから喜ばれたお土産の一つです。
様々な味や麺の種類があり、海外ではなかなか難しい食べ比べなんかも家で楽しめるので、仲良くなるきっかけとして作ってあげるのも良いでしょう。
日本のようにクオリティの高い袋麺は海外には少なく、私のホストファミリーは日本のインスタントラーメンを食べてラーメンの虜になっていました。
③お好み焼きセット
お好み焼き粉・ソース・鰹節などがセットで入っているものがおすすめです。
野菜やお肉は現地でも手に入るので簡単に作れます。
料理工程は食材を切って混ぜるだけでよく、お好み焼きをひっくり返す時やソースをかける時などはみんなで集まって楽しむことができましたよ。
特に、お好み焼きソースはおいしいと人気が高く、小さいサイズのものを持って行ったのですがすぐになくなってしまうくらいでした。
④緑茶
海外には『Green Tea』と言われるお茶がありますが、日本の緑茶とは異なります。
抹茶が原料となっていて、砂糖が入っていたり、ミルクを入れて飲むものが多いです。
純粋な緑茶は飲んだことがない、といったホストファミリーもいたので日本のお茶文化を伝えるのにもぴったりのお土産です。
本格的な茶葉は比較的珍しく、淹れ方を教えてあげるとより日本のことを知ってもらうきっかけになります。
パックに入ったお茶ならお湯や水を入れるだけで簡単に飲むことができるので、ティータイムなどに振る舞ってあげると喜んでくれました。
3‐2.お菓子
①チョコレート菓子
日本のチョコレート菓子は子供たちに大人気でした。
きのこの山やたけのこの里、コアラのマーチなどは見た目も可愛く、楽しみながら食べてくれました。
その他にも、ポッキーやトッポ、パイの実や繊細な見た目の紗々も人気がありました。
小分けのものを選べば、学校のスナックとしても持っていくことができるのでおすすめです。友達に配ってあげても喜ばれました。
ただし、暑い気候の地域に行く人は溶けないものを選ぶように注意しましょう。
②飴
飴は気軽に配れるおすすめのお土産です。
見た目も可愛い金太郎飴や金平糖が特に喜ばれました。
味は様々あり、日本らしい「梅」「抹茶」といったものもありますが、好き嫌いが分かれていた印象です。「いちご」「ぶどう」といった定番のものが入っているものがおすすめです。
③おせんべい
えびせんべいやおかきといったおせんべい系のお菓子も喜ばれたお土産の一つです。
ちょっとしたお酒のおつまみにもなり、大人にも人気がありました。
柿の種やサラダせんべい、醤油せんべいなど、小分けになっていて手軽に食べられるものが多く、たくさんの種類を楽しんでもらうことができます。
4.おわりに
ホストファミリーに喜ばれたお土産を、『雑貨』『食べ物』の2つに分けて紹介しました。
また、お土産を選ぶ際の注意点として、
- 高価すぎるものは避ける
- 宗教や食事の制限はないか
- 持ち込み可能か
といったことがあります。
ホストファミリーへのお土産は、お世話になる気持ちを伝える、日本をよく知ってもらう、ホストファミリーと距離を縮めるのに最適です。
ぜひ、皆さんもお土産を通じて、最高の留学生活をスタートさせてください!
では、また!
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