皆さんこんにちは。
コロナの流行や働き方改革によって増えた働き方が『リモートワーク』です。
通勤する必要がない、時間を有効に使うことができるといったメリットがあり、リモートワークに挑戦したいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、リモートワークでちゃんと仕事ができるのか、コミュニケーションは取れるのかといった不安もあるのではと思います。
実際にフルリモートで正社員として働いている私の生活の変化と、感じたメリット・デメリットを紹介します。
1.リモートになって変わったこと
通勤スタイルの勤務形態だった時と、フルリモートになった後では生活がガラッと変わりました。
まずは、実際に通勤していた時とフルリモートになった時の私の生活について紹介します。
1‐1.1日のスケジュール
まずは、通勤時の1日のスケジュールはこちら。
朝起きてから、会社へ行く準備と朝ご飯を済ませ出勤します。
通勤には車を使っていて、大体始業の1時間前に家を出る生活をしていました。終業後は、18時~19時頃に家に帰って、夕飯と家事を済ませるという生活リズムでした。
次に、フルリモートでの1日のスケジュールです。
通勤時間が無い分、自由に使える時間が増えました。
朝に自由に使える時間ができ、休憩時間にはお昼ご飯だけでなく洗濯機を回したり、掃除をしたりとちょっとした家事ができるようになりました。
1‐2.働く環境
もちろん、働く環境も変わっています。
会社へ出社しているときは、もちろんですが会社のオフィスにある自分のデスクで仕事をしていました。
上司や同僚と雑談をしながら仕事ができる環境だったので、今のトレンドの話や子供の話などしながら作業を行っていました。
リモートワークになってからは、自分の部屋に仕事環境を作って作業をしています。
周りには誰もいないので静かで、落ち着いて仕事をすることができます。また、自分の好きなラジオや音楽をかけることもできます。
2.リモートワークをして感じたメリット
実際に、私がフルリモートで仕事をしていて感じたメリットについてお話しします。
①自由な時間が増えて生活が豊かになる
1つ目は、冒頭に紹介した通り自由に使える時間が増えるという点です。
通勤時間が無い分、朝起きてご飯を食べたら始業時間までは自由時間、仕事が終わった瞬間から自由時間となります。
私の場合、リモートワークになってから平日の自由時間が2時間も増えました。
さらに睡眠時間も30分~1時間多くとることができるようになり、疲労感が軽くなったのもメリットの一つです。
1日の疲労を完全にリセットでき、かつ自由時間が増えた分、朝コーヒーを入れて家族とコミュニケーションをとる時間や趣味の時間が出来たのは大変嬉しいことです。
その他にも、ちょっと空いた時間に洗濯物や布団を干したりできるので、仕事終わりや休日の家事が大分楽になりました。
②自分に最適な環境で仕事ができる
2つ目のメリットは、自分が仕事をするのに快適だと思う環境を作れることです。
好きな音楽をかけることも、快適な室温に設定することも可能です。
また、自宅での作業に飽きてしまったらカフェやコワーキングスペースへ行って仕事をすることもできます。
自分にとって最適な環境を整えることは、集中力アップや生産性の向上に繋がります。
また、オフィスにいる時とは違い、話しかけられることや雑音がない分、自分のペースで仕事に取り組むことができるのもメリットです。
服装も自由なので、楽なかっこうで仕事ができるのもポイント高めです。
③食費が安くなった
3つ目のメリットは、ランチで外食する費用がまるまる無くなったので、食費の節約につながりました。
通勤していた時は、ランチはコンビニや外食が多く、1か月のランチ代が8,000円~10,000円くらいかかっていました。
しかし、リモートワークになってからは前日の残り物を食べたり、あるもので簡単に料理をしたりするようになったので食費が節約されました。
コンビニで余計なものを買ってしまったり、帰宅時に無駄な買い物をしたりすることも無くなりましたね。
3.リモートワークをして感じたデメリット
リモートワークはメリットばかりではありません。
実際に感じたデメリットについてお話しします。
①運動不足になる
1つ目のデメリットは、リモートワークになると家から1歩も出ないので、運動不足になります。
基本はパソコンの前に座りっぱなしで、動くときと言ったらトイレやご飯、コーヒーを入れるときくらいです。
リモートワークになってから、3キロは太りました…。
ちなみに、私は普段アップルウォッチを付けて生活しているのですが、フルリモートになってからは平均500歩程度しか歩いていません。
意識的に運動をしないと健康にも良くないですよね。
自由時間が増えた分、ウォーキングなどをして体を動かすことが大切になってきます。
②人とのコミュニケーションが減る
2つ目のデメリットは、人とのコミュニケーションが減ることです。
仕事での会話は、基本slackなどのメッセージツールとGoogleMeetやZoomといったビデオ会議となります。
仕事上のコミュニケーションは問題ないのですが、出勤していた時のように周りの人との雑談ができなくなりました。
雑談がなくなっても特に問題ないだろうな~と当初思っていましたが、会社のメンバーと距離を縮めたり、仕事をスムーズに進める関係作りにはとても大切なことだと気づきました。
自分から積極的にメッセージや相談事を発信できる能力が必要だと感じました。
また、相手が今どんな仕事をしていて、どんな状況なのかもわからないので「今メッセージしたら迷惑かな…」と思ってしまったり、オフラインだと1分で済むことが、リモートだと5分、10分かかってしまうこともデメリットの一つです。
あとは単純にしゃべる機会が少なくなったので、世の中のトレンドについていけず会話が下手になりましたね…。家族以外誰ともしゃべらない日もあるので、孤独を感じる人も多いのではないでしょうか。
③仕事環境を整える必要がある
3つ目は、自分で仕事環境を整える必要があることです。
デスク、パソコン、椅子、部屋など…仕事ができる環境をまずは自分で準備しなければなりません。
前項でお伝えした通り、最適な環境で働けるメリットはありますが、その環境を作り上げるのにお金も労力もかかってしまいます。
私の場合は、机・椅子・ディスプレイ・マウス・キーボードを購入し、やっと環境が整いました。
リモートワークをしている知り合いには、部屋が無くて困ったという方もいました。
オフィスに出勤するのであれば仕事に必要な備品はすべて整っているので、出社するだけで環境が整っていることになります。
また、適度に人がいることで、仕事モードに入るまでの時間が短くて済むことにも気が付きました。
1度環境を整えて、リモートに慣れてしまえば問題ないかと思いますが、最初は少し大変かもしれません。
4.リモートワークで大切なこと
ここまで、実際に感じたメリットとデメリットを紹介しました。
メリットとデメリットから見えた、リモートワークをするうえで大切だと思ったことをお話しします。
セルフマネジメントできる
スケジュール管理を行い、やるべきタスクをしっかり終わらせることが大切です。
パフォーマンスが一番上がる時間はいつなのか、自分にはどんな課題があるのか、といったことを把握し仕事の進め方を工夫したり改善したりすることが、リモートワークで能力を発揮するのに重要です。
また、精神面や健康面の安定、仕事中の誘惑(SNSやゲームなど)に負けないような仕組みづくりも必要です。
いかに、自分自身を律して仕事ができるかがリモートワークをするうえで大切なこととなります。
コミュニケーションがしっかりととれる
リモートワークでもコミュニケーションは大切です。
隣で付きっきりで仕事を見てくれる人がいるわけではないので、不明点や進め方について自分から積極的に聞きに行くことが重要です。
また、自分一人で解決できると思い込んでしまう人は注意が必要です。
リモートワークでは周りに会社の人がいない分、一人で仕事を進めてしまいがちですが、しっかりと進捗や状況について共有しながら進めていくことが大切です。
お互いに顔が見えない分、密にコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があり、それによって信頼関係の構築にも繋がります。
積極的に動ける
自分から積極的に仕事ができることはリモートワークをするうえで大切です。
いつまでも受け身のままでいると、仕事がないまま何をしてよいのか分からない日々が続いてしまします。
私もリモートワーク初期のころに陥ったのですが、遠慮して自分が出来そうな仕事も手を出さなかった時期は、仕事がなくて暇…という時間が多かったです。
メンバーのチャットを見て、できそうな仕事に自ら手を挙げたり、仕事に関係する勉強をして知識をつけたりする姿勢が必要です。
5.おわりに
リモートワークになってからの生活の変化と、実際に感じたメリットとデメリットについて紹介しました。
良い面・悪い面と様々ありますが、私が実際にリモートワークをやってみて強く思ったのは、
リモートワークに移行する大きなデメリットは特になし!
大変なこともありますが、メリットの方が断然大きいと思いました。
もちろん、飲みにケーションが好きな人や家にいると誘惑に負けてしまうから出社したい人など、合わない人もいると思います。
しかし、睡眠時間や自由時間が増えたことで、休日の趣味にかける情熱が増えたり、家事が合間にできるようになったりと生活の質が高まった気がします。
これから、リモートワークになる人、リモートワークの職種に転職を考えている人の参考になればうれしいです!
では、また!
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