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【AWS認定試験】AIプラクティショナー試験を受けてみた!当日の流れ・持ち物・勉強法まとめ

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皆さんこんにちは。

先日AWS認定試験のAI Practitionerを受講し、無事一発合格することが出来ました!

私自身、IT初学者で不安も多かったのですが、しっかり準備すれば無事に乗り越えられました。

本記事では、受験を検討している方向けに「試験の概要」「勉強方法」「当日の流れと持ち物」などを実体験をもとにまとめています。

「何から始めればいいのか?」「テストセンター試験の当日ってどんな感じ?」という不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.AWS AIプラクティショナー試験とは?

1−1.AIプラクティショナー試験の対象者と難易度

AWS Certified AI Practitioner(AIF‑C01)は、AI(人工知能)やML(機械学習)、特に近年で注目されている生成系AIの基礎的な知識を問われる入門レベルの認定試験です。

プログラミングスキルやMLモデル構築の専門知識は必要なく、あくまでAI/MLの「基本的な概念や活用方法」に焦点が置かれている試験なので、非エンジニア職の方にもおすすめの試験です。

AWS公式ガイドでは、「AWSでAI/MLに6ヶ月程度携わったことがある人」が対象とされていますが、AI開発の現場に直接関わらない職種でも、AIの価値を理解して適切に判断できるスキルを身につけたい人に向けられています

具体的には以下のような方々におすすめです。

  • ビジネスアナリストやマーケティング担当者、営業職など
  • これからAIに関わっていきたい人
  • キャリアの幅を広げたい人

基礎レベルの試験のため、AWS認定試験の中では最もレベルの低い試験となりますが、AIの基本概念〜AWSのAI関連サービスについても問われるため、IT初心者にとっては多少難易度が高い試験になります

まずは、同じ基礎レベルの試験である『AWSクラウドプラクティショナー』でクラウドの概念やAWSサービスの基礎知識を勉強してからチャレンジするのもおすすめです。

1−2.試験概要

簡単な試験概要を紹介します。

  • 試験時間:90分
  • 試験形式:1問1答形式または複数選択
  • 問題数:65問
  • 合格ライン:1,000点満点中700点合格
  • 料金:100USD
  • 試験会場:テストセンター または オンライン

※参考:試験概要

2.実際の勉強方法とスケジュール

2−1.受験のきっかけ

実際に筆者が受験を決めた時のスペックは以下の通りです。

  • 非エンジニアの事務系職種
  • 文系出身
  • AWSクラウドプラクティショナー資格は保有済み

AIプラクティショナーは「実装よりも理解」に重点を置いた試験と知り、IT初心者でもチャレンジしやすそうだなと感じたのがきっかけです。

事務系職種にもAI利用の波が来ていると感じており、「AIの基本を押さえておくだけでもキャリアにプラスになるかも」と思ったことも受験の後押しをされたポイントでもあります。

2‐2.使用教材と勉強方法

①AWS Skill Builder

AWSが公式で提供しているオンライントレーニングです。
アカウント登録すれば、誰でも無料で受講可能です。

認定試験に必要な知識をつけられるデジタルコースがあり、受講者にとって大変ありがたいコンテンツです。

Exam Prep Plan: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01 – 日本語)

上記の講座は、AIプラクティショナー試験に必要なAIの基礎知識からAWS AI関連サービスを解説してくれる公式の講座です。

無料で受講可能です!

英語での解説ですが、日本語字幕があるので問題なく勉強可能です。
サブスクリプションが必要な講座がありますが、無料の講座だけで問題なく知識をつけられますよ。

Official Practice Question Set: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01 – 日本語)

こちらの講座では、AWS公式模擬試験20問がお試しできます。
もちろん無料で受講可能です。

実際にこの模擬試験から似たような問題が出題されたので、必ず一度解いておきましょう!

②Udemyの講座

Udemyは、様々なジャンルの講座がオンラインで受講可能なサービスです。

もちろん、AIクラウドプラクティショナー試験の対策講座も提供されています。
私が実際に受講したのは下記の講座です!

AIの基礎からAWSのAI関連サービスまで学べる講座です。

小テストや模擬試験2回分がついており、より本番に近い形で知識をつけることが可能です。

「模擬試験のみたくさん解きたい!」という方には、模擬試験のみ収録されている講座もありますよ。

最短で合格を目指すならUdemyの講座の受講をおすすめします!
どちらの講座も模擬試験が本番の難易度に近く、2~3回解くことで試験に必要なレベルまで勉強が進みます。

2−3.受験までのスケジュール

私がAIプラクティショナー試験の受講を決めてから、実際に試験を受けるまでの期間は約1か月でした。

既に「AWS クラウドプラクティショナー認定試験」を受講済みだったため、ある程度のAWSサービスについては知識がある状態でしたが、AIに関する知識は全くない状態でした。
ですが、1か月あれば問題なく合格できるレベルまで到達できましたよ!

①試験概要の確認と勉強ツールの検討
→試験範囲の把握
→どういった勉強ツールがあるのかを検索

②AWS Skill Builderの公式トレーニング動画を視聴
→AIの概要やAWS関連サービスを把握

③Udemyの講座受講
→公式トレーニングと合わせて、知識の補完で使用
→模擬試験問題を80%程度取れるまで何度も繰り返す

④AWS Skill Builderの公式模擬試験(無料)を受講
→総復習で使用
→本番の問題に慣れておく

1日1〜2時間程度の勉強時間で、1ヶ月間で合格レベルまで到達可能でした!
しかし、EC2やLamdbaなどのAWSサービスについての知識が全くない方は、もう少し時間をとってAWS基礎から勉強することをおすすめします。

3.試験当日の流れと持ち物

AWS AIプラクティショナー試験をテストセンターで受験してきました。

テストセンターでの受験が初めての方や、これから受験される方のために、当日の手続きや会場の様子、持ち物を順を追って紹介します!

3−1.試験当日の手続き

  1. 受付
    • テストセンターに到着後、名前・試験名・試験時間を伝えます。
    • 注意事項の確認と同意書へのサイン
    • 本人確認書類を2点提出(詳細は後述)。
  2. 本人確認と写真撮影
    • 同意書の提出後、顔写真の撮影がありますが、証明書などには載らないので写りが悪くても気にしなくてOKです!
  3. 荷物の預け入れ
    • 指定されたロッカーに、身分証1点以外の荷物をすべて収納します。
    • スマホ、腕時計、筆記用具、水筒なども全て預けます。
    • このタイミングでトイレや水分補給を済ませておくのがおすすめです。
    • ロッカーを閉めた後に、腕やポケットのチェックもありました。
  4. 試験会場へ移動
    • ホワイトボードとペンを受け取って、会場内へ。
    • メモは自由に書けますが、「消してはいけない」というルールがありました(不正防止のため)。
    • 会場内には20台ほどのPCがあり、個別ブースに仕切られた静かな環境でした。

※ポイント

  • 会場には防音ヘッドホンも用意されています。
  • 他の受験者のクリック音が気になる方は、装着するのがおすすめです。

3‐2.試験の流れ

  • 試験時間は90分です(注意事項の確認からカウントが開始します)。
  • 実際には、40分ほどで一通り回答が終わりました。
  • 残り時間で見直しを行えるほどの余裕があるので安心でした。
  • 見直しフラグ」機能や「回答途中」の表示があるため、自信のない問題を後から見直すのに便利です。

3‐3.試験終了〜退室まで

  1. 「終了」ボタンを押すと、アンケート(10問程度)が表示されるので回答します。
  2. その後、合否連絡に関する案内が表示されます。
  3. ホワイトボード・ペン・ロッカーキーを受付へ返却。
  4. 試験終了の署名をして、受験完了です。

3‐4.当日の持ち物(テストセンター)

当日は、本人確認書類のみ必要となります。
以下が必須の持ち物となりますので、忘れずに持っていきましょう!

種類内容実例
本人確認書類①政府発行・顔写真・氏名・署名付き運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど
本人確認書類②氏名と顔写真 または 氏名と署名付きのもの社員証や学生証・クレジットカード・年金手帳など

詳しくは、テストセンター試験の開催企業であるピアソンVUEの本人確認書類についてを確認してくださいね。

私は「免許証」「マイナンバーカード」の2点を提出しました!

4.受験した感想

実際に試験を受けてみて思ったことは、「想像以上にAIの基礎的知識が必要」でした。

生成AIのメリットデメリットや、AI関連の用語を知っていないと解けない問題(教師ありなし、推論パラメータ、特徴量、ハルシネーション、オーバーフィット、ファインチューニング等)が多くありました。

AWSのAI関連サービスについての問題は、SageMaker関連が多く混乱しました。
SageMakerには「SageMaker○○」といった様々なサービスがあるので、それぞれの概要を簡単に把握しておく必要があると思いました。
(SageMaker Model Monitor、SageMaker Clarify、SageMaker Model Cardsなどなど…)

しかし、紹介した模擬問題を何回も解いていれば、消去法などで解ける問題ばかりでしたのでご安心を!

5.おわりに

AIプラクティショナー試験はIT初学者や非エンジニアにおすすめの試験です!

これからAIに関わるかもしれない人から、AIについて何か学んでみたいという人まで、基礎から学ぶきっかけになる試験です。

私自身、ITやAIの知識が豊富とは言えませんでしたが、試験範囲をしっかり押さえ、繰り返し問題演習を行うことで合格できました。

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「AIに関するスキルを身につけたい」「これからの時代に備えたい」と考えている方には、まさにぴったりの第一歩になる試験です。
ぜひチャレンジして、自信につなげてみてください!

では、また!

筆者

ごく普通のフルタイム事務系会社員
スキルアップのために勉強したことや、今まで経験したことなどを主に書いていますが、時々趣味のことについても語ります。

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