皆さんこんにちは。
この度、AWSクラウドプラクティショナー認定試験(CLF-C02)に無事一発合格したので、使った教材や受験してみて思ったことをまとめました!
これから試験を受けようと考えている方の参考になりますように!
1.はじめに
まず、受験時の私のスペックについて。
- IT未経験・非エンジニア 普通の会社員
- 文系出身で業務でパソコン使うのはExcel・Word・Power Pointくらい
まとめると、クラウドの概念はおろかAWSで何ができるのかすらわかっていなかった状態です。
1‐1.AWS Cloud Practitionerとは
AWS認定試験とは、AWS(Amazon Web Service)というクラウドコンピューティングサービスに対する一定の理解があることを証明する試験です。
その中でも、クラウドプラクティショナーは「入門レベル」の試験となります。
受験資格は特にありませんが、クラウド経験が6か月程度あるレベルが推奨されています。
公式の推奨レベルに達していない、クラウド経験なしの私でも勉強すれば合格できますのでご安心ください。
2‐2.試験概要
簡単な試験概要を説明します。
- 試験時間:90分
- 試験形式:1問1答形式または複数選択
- 問題数:65問
- 合格ライン:1,000点満点中700点合格
- 料金:100USD
試験分野については次の通りです。(2023年12月、CLF-C02バージョン)
内容 | 割合 | |
---|---|---|
第1分野 | クラウドのコンセプト | 24% |
第2分野 | セキュリティとコンプライアンス | 30% |
第3分野 | クラウドテクノロジーとサービス | 34% |
第4分野 | 請求、料金、およびサポート | 12% |
・参考:試験概要
2.勉強方法
2‐1.使用教材
まず、私が実際に使用した教材は以下の通りです。
①AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー
緑本と呼ばれ、クラウドプラクティショナー試験対策によく使われる参考書です。
全10章あり、AWSの主要な概念からサービスが解説されています。各章の最後に練習問題が5問程度ついています。
この参考書だけでは試験範囲全てを網羅できるわけではありませんが、十分に知識を習得できました。
しかし、初学者やIT未経験者にとっては小難しい話や単語も出てきます。後ほど紹介する「Skill Builder」の後に復習として読み込んだ方が理解しやすいかなと感じました。
②Udemyの講座
Udemyは、様々なジャンルの講座がオンラインで受講可能なサービスです。
もちろん、AWSクラウドプラクティショナー試験の対策講座も提供されています。
私が実際に受講したのは下記の2講座です!
・【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題300問付き)
・【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
最短で合格したいなら、Udemyの模擬試験を解くことを強くお勧めします!
なぜなら、Udemyの模擬試験が一番本番に近く、他の教材でカバーしきれなかった範囲の勉強になるからです。
Udemyの模擬試験を受けてなかったら、きっと試験に落ちてただろうなと本当に思いました。
\Udemyには、その他にも様々な講座があります!/
Udemyは頻繁にセールを行っているので、安くなっている時に購入するのがお得です!
③AWS Skill Builder
AWSが公式で提供しているオンライントレーニングです。
アカウント登録すれば、誰でも無料で受講可能です。
様々なコースがあり、試験勉強に大変役立つコンテンツばかりです。しかもAWS公式なので、クオリティも高く、最新。これが無料はありがたいです…
その中でも、Cloud Practitioner試験範囲についての知識を得られる講座はこちらです。
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版
この講座は試験範囲を網羅しており、アニメーションなどを使い、基礎から分かりやすく解説してくれています。初めてAWS、クラウドについて学ぶといった人には大変おすすめの講座です。
また、実際に自分でAWSを触ってみたいと思っている人にはこちらがおすすめです。
AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (Japanese) 日本語版
RPG形式でAWSサービスについて学ぶことができるコースです。
試験対策に必須ではないですが、これからエンジニアを目指したいといった方には、実践的に知識を得られるためおすすめです。
④Youtube
Youtubeは隙間時間の復習で使用しました。
私が使った動画はこちらです!
このチャンネルは、AWSの各サービスについて3分程度で解説してくれているので隙間時間の復習にぴったりです。
参考書を開く気力のない時でも、サクッと勉強できるので重宝させてもらいました。
模擬試験の解説もあり、短い時間で復習から問題演習まで完了することができます。
2‐2.勉強時間と流れ
私の勉強時間は、合計約60時間程度でした。
勉強は主に平日の仕事終わりに2~3時間、だいたい1か月ほどで合格までたどり着きました。
勉強方法としては、
①AWSの公式トレーニング動画を視聴
→ITの基礎とAWSの概要を把握する
→AWS各サービスについて知る
②緑本(参考書)を読む
→AWS各サービスについて知る
→復習として使用
③Udemyの模擬試験を80%とれるまで繰り返す
→解説をしっかり読んで知識の補完をする
→問題に慣れる
このように進めていきました。
AWS公式トレーニングが一番初学者に易しく、視覚的でわかりやすいと感じたので、初めに取り掛かるのが良いと思います!
3.受験してみて思ったこと
想像してたよりも難しかった!
受験が始まって、いざ1問目の問題を見たとき「落ちたかも…」と思いました。
自分の中では、模擬試験も取れるようになったし、余裕で合格の気持ちで挑んだのですが、結構マイナーなサービスの問題も出題されており焦りました。
感覚としては、こんな感じ
自信あり 60%
不安 35%
分からなかった 5%
分からなかった単語(覚えている範囲で)
・AWS CloudHSM
・AWS CKD
・AWS IAM Identity Center(AWS Single Sign-On)
・Amazon Detective
責任共有モデルと設計原則の問題が各数問ずつありました。また、マネージドかそうではないかを問われる問題も何問かありました。
セキュリティ範囲と権限付与なんかの問題も多かった印象なので、しっかり勉強することをお勧めします。
ちなみに、私は試験範囲のサービスを確認せずに受験したのですが、絶対に確認しておいた方が良いです!
勉強できていなかったAWSサービスが正解になるような問題もあったので、各教材だけに頼らずに自分でも解説されていなかったサービスについて調べていたら、もっと自信をもって答えられてたかなと思いました。
ただ、紹介した教材を一通りしっかり勉強すれば、大体の問題が消去法で解けてしまいますよ。
4.おわりに
今回、非エンジニアでIT未経験の私が、無事一発でクラウドプラクティショナー試験に合格した勉強方法を共有させてもらいました。
これから学習を始める皆さんの参考になれば幸いです!
では、また!
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