皆さん、こんにちは。
先日、今まで避けて通ってきた「胃カメラ」に人生初挑戦してきました!
胃カメラと聞くと「苦しい」「痛い」とネガティブなイメージで、周りの体験者からも「辛かった」と言った意見を聞く人も多いのではないでしょうか?
私自身も受ける前は恐怖を感じていましたが、結論は『もっと早く受ければよかった!』でした。
これから胃カメラを受ける、受けたいと思っている皆さんの恐怖感を少しでも和らげられるよう、私が実際に体験した胃カメラについて紹介します!
1.胃カメラを受けようと思ったきっかけ
風邪をひかない・健康診断は異常なしのすこぶる健康体の筆者でしたが、30代に突入し、だんだんと胃の調子が悪くなってきました。
特に思い当たる原因もわからず、ネットで症状を検索してみると恐ろしい結果が。
『胃潰瘍』『胃がんの症状』
だんだんと怖くなり近所の内科へ駆け込むと、一度胃カメラで検査してみても良いかもとのこと。
胃カメラは正直恐怖でしかありませんでしたが、何か問題があるなら早期発見のほうが将来に影響が少ないとの周りからのあと押しもあり、胃カメラを受けることを決意しました。
2.胃カメラの率直な感想
率直な感想は『もっと早く受けておけばよかった』でした。
筆者は『鎮静剤あり』の口からカメラを入れる『経口』で検査を受けました。
鎮静から覚めた後も、喉に違和感があったり気持ち悪い感じがしたりすることはなく、検査中の記憶も全くありませんでした。
病院のスタッフさんへの感謝と鎮静剤の偉大さを感じました。
3.検査の流れ
3‐1.検査前
事前の問診と胃カメラに関する注意事項を教えてもらいます。
事前の問診では、鎮静剤を希望していた関係で、持病の有無や服薬の確認、投与量を決定するための身長・体重といった問診が行われました。
また、胃カメラ検査が午前8時半からだったため、前日は20時以降絶食しなければならないとのこと。
水分は就寝時まで摂って問題ありませんでしたが、起床後はコップ一杯の水を飲んだ後は絶飲食でした。
アルコールの摂取も控えた方が良いとのことだったので、予定に合わせて胃カメラの日程を決める必要がありますね。
3‐2.検査当日
胃カメラ当日は私服のまま検査を受けるので、締め付けの少ない服装で病院に行きました。
病院についた後の流れは以下の通りです。
①検査直前の問診
前日の夕食の時間と、朝食を食べていないかを確認します。
②胃の泡を消す薬を飲む
看護師の方から「まずいですが頑張ってください」と薬の入ったコップを渡されましたが、個人的には全くまずくなく、少し粉っぽくて酸味があるかな?くらいの感覚でした。
③鎮静剤の準備
ベットに寝かされて、血圧の測定、血中濃度をはかるパルスオキシメーターを装着しました。
また、胃カメラを入れるために丸い筒状のマウスピースを加えます。
④鎮静剤の投与
いよいよ鎮静剤の投与が始まります。
看護師の方が「鎮静剤入れますね」と声を掛けられ、10、9とカウントが始まったなと思ったら、カウントから5秒で意識がなくなりました…
⑤胃カメラの挿入
口から内視鏡を挿入します。
この間、筆者は意識がなかったため全く記憶にありませんでした。
検査自体は5分~10分程度で終了しているとのことです。
⑥検査結果を確認
筆者は検査後30分程度で目が覚めました。
胃カメラ検査が終わって目が覚めた後は、医師から検査結果を教えてもらい終了です。
⑦帰宅
鎮静剤ありの場合は、飲酒運転扱いとなるため車・自転車の運転はできません。
徒歩・タクシー・交通公共機関を使用して帰宅をします。
筆者が鎮静剤から覚めた後は、しばらくふらつきが残りました。
車や自転車の運転ができる状態ではなかったので、必ず徒歩や電車で帰宅できるように準備をしておくことが必要でした。
4.胃カメラを受けた感想
鎮静剤ありの経口内視鏡検査を受けてみて、こんなに楽ならもっと早く受けておけばよかったと強く感じました。
鎮静剤は麻酔ではないため、完全に意識がなくなるわけではなくウトウトした状態になると聞いていたので、「当日意識があったらどうしようか」「本当に楽に検査が受けれるのか」と毎日不安でした。
当日も、鎮静剤投与が始まって「絶対に10秒で眠れるわけない!」と思っていましたが、そんな心配とは裏腹に5秒で意識を失い、目が覚めたら検査が終わっていて拍子抜けしました。
筆者は鎮静剤も初めてだったため、鎮静剤自体にも恐怖感がありました。
鎮静剤の効き方としては、腕からだんだんと体が怠くなりはじめ、意識が後ろに引っ張られるような感覚がして記憶がなくなったといった感じでした。
恐怖を感じる間もなく記憶を失い、こちらも拍子抜けでしたね。
当日は筆者を含め、男女4名が胃カメラを受けたみたいでしたが、全員検査中の記憶がないと話していました。
鎮静剤は効きづらい人もいるとのことですが、ほとんどの人が検査中の記憶がないとのことです。
確率は低くとも、若くから胃がんになってしまう可能性はあります。
胃カメラは胃がんの予防や早期発見のためには必要不可欠であるため、胃カメラが怖い人も、勇気を出して鎮静剤ありで受けてみることを個人的にはおすすめしたいと思いました。
5.おわりに
鎮静剤ありの胃カメラは本当に楽で、周りの人にもおすすめしたいと思えました。
検査を受けるまではネガティブなイメージや恐怖・不安で憂鬱な日々を過ごしましたが、検査を受けた後は、こんなに楽なら受けた方がお得だと思いました。
胃カメラをすることで、胃がんの予防が出来たり早期発見ができます。
これからの長い人生を考えると、若いからこそ胃カメラを受けておくべきだと感じました。
もちろん、鎮静剤が必ず効くとは限りませんし、副作用がないとも言い切れませんが、まずは医師としっかり相談して、胃カメラを検討してみてほしいなと思います。
では、また!
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