皆さんこんにちは。
この度、Cloud Digital Leader(CDL)に無事一発合格したので、使った教材や受験してみた感想をまとめます!
これから受験を考えている方、勉強方法や教材を探している方はぜひ本記事をご覧ください。
1.はじめに
まずは、受験時の私のスペックについてです。
- IT未経験・非エンジニア 文系出身の会社員
- AWSクラウドプラクティショナー取得済み
非エンジニアの会社員ですが、AWSクラウドプラクティショナーは取得済みです。
クラウドの概念やAWSの主要サービスについてはある程度の知識がある状態で、試験勉強を開始しています。
1‐1.Cloud Digital Leaderとは
Google Cloud Digital Leader認定試験とは、Google Cloud認定試験の中でも「入門レベル」の内容となります。
推奨される実務経験や期間などはなく、クラウドに対する基礎的な知識やGoogle Cloudを理解するはじめの一歩として最適な資格です。
AWSクラウドプラクティショナー試験やITパスポート相当の知識を持っている方であれば、比較的簡単に合格が可能だと思います。
1‐2.試験概要
簡単な試験概要を説明します。
- 試験時間:90分
- 試験形式:1問1答形式または複数選択
- 問題数:50~60問
- 合格ライン:不明
- 料金:99USD
Google Cloud認定試験では、問題数が決まってないため、試験当日まで何問出題されるのか分かりません。
さらに、合格ラインも公開されていないため、どのくらいの正答率があれば合格なのかはっきりと断言ができないのが怖いところです。
体感では8割程度の正答率があれば問題なくクリアできるのかなと思いました。
ちなみに、私が受験した際の問題数は50問でした。
試験分野については次の通りです。
2.Cloud Digital Leaderの勉強方法
2‐1.使用教材
私が実際に使用した教材は以下の通りです。
●有料教材
まずは有料の教材から紹介します。
結論から言うと、この有料教材のみやり込んでおけば試験には受かります。
①図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
Google Cloudのしくみや技術、各サービスの内容を理解するのにおすすめです。
フルカラーで図を用いた解説をしてくれるので、初めてクラウドの勉強をする方でも理解しやすいと思いました。
試験の全てをこの一冊でカバーできるわけではありませんが、まず「クラウドとはどんなものか」「Google Cloudにはどんなサービスがあるのか」といった全体像を把握しておくのにぴったりです。
②Udemy
Udemyは様々なジャンルの講座がオンラインで受講可能なサービスです。
Google Cloud Digital Leader対策に関する講座もありました。
私が受講したのは下記の講座です。
6回分の模擬試験が収録されており、特に解説が分かりやすく記載されているので理解を深めながら問題を解くことができます。
体感的に、模擬試験1~3あたりが本番レベルに一番近いと思ったので、1~3を徹底的に解くのをお勧めします。
正直なところ、このUdemyの模擬試験を3~5周しっかりやり込んで、8割以上解けるようになれば合格できてしまうと思いますよ!
Udemyの講座は、お得なセール期間に購入すると安く受講できますよ!
●無料教材
無料で使用できる教材でも、試験対策が可能です。
隙間時間での学習にぴったりのものが多いのでご紹介します。
①Google Cloud Skill Boost
Google Cloudが提供している公式の学習プラットフォームです。
Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用可能です。
試験に向けたコースやハンズオンの受講が可能です。
②Cloud Digital Leader公式模擬問題
Googleが出している公式の模擬問題集です。
Googleのアカウントを持っていれば誰でも無料で受験が可能です。
問題数は30問程度と多くはないですが、似たような問題が本番も出題されたので本番前に一度解いておくことをお勧めします。
こちらのGoogle公式ページより、模擬試験を受けることができるのでぜひ挑戦してみてください!
③Youtube
隙間時間に復習や理解を深めるためにお勧めなのが、Youtubeです。
下記2つの動画で学習をしました。
Google Cloud認定Google Cloud Digital Leader対策トレーニング
こちらはGoogle Cloudの概念から各サービスまで、かなり詳しく解説してくれている動画です。
試験範囲のカバーはもちろんのこと、「これからエンジニアとして活躍していきたい!」といった方にも役に立つような内容が解説されています。
5分でわかる!Google Cloudシリーズ
5分でGoogle Cloudのサービスを解説してくれる動画です。
隙間時間の学習や復習にぴったりの動画です。
④IT用語辞典
IT用語辞典は、その名の通り、IT用語が検索できるウェブサイトです。
学習を進めていく中で、「この単語ってどういう意味だっけ?」という場面が出てくると思います。
そんな時に、このIT用語辞典で都度調べながら学習を進めることでより理解しやすくなります。
初学者にはこちらの「「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典」もお勧めです。
⑤Google Cloud公式ドキュメント
Google Cloud公式ドキュメントは、試験対策というよりは、Google Cloud以外のAWSやAzureと関連付けて勉強したい人に薦めたい内容となります。
Google Cloud公式ドキュメントの「AWS サービスや Azure サービスと Google Cloud を比較する」では、Google CloudのサービスをAWSやAzureのサービスに当てはめると何になるか?といった内容が記載されています。
私のような、AWSクラウドプラクティショナーを既に受験している方にとって、AWSのサービスと関連付けることができるので、よりスピーディーに勉強を進めることができます。
2‐2.勉強時間と勉強方法
私の勉強時間は、約1か月です。
平日2時間程度の時間を取り、40時間程で合格までたどり着きました。
AWSを勉強済みであったことで勉強時間が短縮できたと感じているので、本当の初学者の方はもう少し時間を取って勉強した方が良いかなと思います。
勉強方法としては、下記のような感じで行いました。
①Google公式提供の講座を受講
→試験範囲の確認する。
→試験の全体像を把握する。
②Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書を読む
→復習・知識の補完として読む。
→分からない単語はIT用語辞典で補う。
③Udemyの模擬試験をひたすら解く
→8~9割解けるようになるまで続ける。
→解説はしっかり読む。
④隙間時間でYoutubeの動画を見る
→知識の補完としてYoutubeを見る。
④本番前にCloud Digital Leader公式模擬問題を解いて仕上げる
→本番の試験問題の感覚をつかんでおく。
→できなかった問題があった場合は、本やUdemy、Youtubeで復習する。
3.受験してみて思ったこと
意外と自信が持てなかった!
自分の中では結構勉強した方だと思っていたのですが、最初にマニアック?な問題が出てきて焦ってしまいました。
が、大体の問題は消去法で解くことができて、無事合格することができました。
問題の内容としては、Google Cloudのサービスに関する問題ももちろんですが、
例えば「APIとは?」「生成AIとは?」といった、IT関連の知識について広く問われた問題も多数あった印象を受けました。
他には「どういった時に使われるか?」といったユースケースの問題も多かったかなと感じました。
しかし、ご紹介した参考書やUdemyをやっておけば、必然的に知る単語や知識になるので、大きく心配しなくても大丈夫だと思います。
試験時間は90分ですが、30分ほどですべての問題を解き終わりました。
残り30分で問題の見直しを行い、時間に余裕をもって終了ができました。
試験当日はいろいろトラブルが発生し、落ち着いて試験の開始を迎えられなかったりとドタバタした試験当日でしたが、勉強したことが実を結び無事合格できたことが嬉しかったです。
4.おわりに
今回は、非エンジニアの私がGoogle Cloud Digital Leader認定試験に一発合格した勉強方法をご紹介しました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!
では、また!
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